トラフィックゲートは、アフィリエイトのASPの一つです。リンクシェアジャパンと2010年に合併しましたが、管理画面はそれぞれ違い、提携している企業も違います。アフィリエイトリンクの作成画面が使いやすいのが特徴でしょうか。個人的にはほとんど収益はないのですが、無印良品が入っているという理由でここを使っています。ここでは、報酬が確定して、入金された時に「やよいの青色申告」で記帳する方法を紹介します。
報酬確定・支払いスケジュール・振込手数料
振込先についてに書かれていますが、報酬の振込先が銀行の場合は、最低報酬額が「3,000円」です。
振込時期は、報酬発生月の翌々月15日で、報酬の累計が3,000円に達した場合、指定の銀行口座へ振り込まれます。15日が金融機関休業日の場合は、翌営業日に振り込まれます。
さらに、3万円未満の場合＝168円、3万円以上の場合＝262円の振込手数料がかかります。ジャパンネット銀行だと手数料がいりませんが、他の銀行だと手数料がかかります。新生銀行だと168円が毎回ひかれます。
※2015年追記
※2014年4月1日からの消費増税にともなって、2014年4月15日の支払いから振り込み手数料は報酬金額が3万円未満の場合は168円→172円、3万円以上の場合は262円→270円となります。
手順
まずはトラフィックゲートにログインし、支払履歴をクリック。
支払い期間を選んで「実行」を押します。この場合ですと、去年一年間の成果確定金額と支払い金額を見ることができます。
これは年度末にはプリントアウトして保存しておきましょう。
ちゃんと毎月3000円以上収益が上がっていれば、翌々月15日に振り込まれます。この場合はアドセンスやAmazonアソシエイトの場合と同様に記帳していけばよいのですが、今回のように3000円に満たず、繰越が続いた場合はどうすればよいのでしょうか。
この場合ですと、毎月の「成果確定金額」が「売上」になります。報酬は支払われていないけれど、青色申告の場合は発生主義なので、この時点で売上として計上しなくてはいけません。
売掛帳に売上として入力する
ここが一番混乱した項目でした。
とりあえず、去年の白色申告の時は現金主義でしていたので、入金されていない（繰越分）成果確定金額は入れておらず、この分を売り上げにいれないといけません。
この繰越分なのですが、ちょっとややこしくなります。
上の画像はトラフィックゲートの支払履歴の画面です。一番左の日付は「支払日」です。一番右端が当月繰越額。去年の12月までの確定金額は、2011年2月の「当月繰越額」（①）が該当します。（翌々月に支払われるため。今回は最低支払い金額に達していないため、繰越）
2011/03に書いてある成果確定金額（②）は、1/31に確定した成果分です。
やよいの青色申告を起動し、売掛帳をクリック。（帳簿・伝票＞売掛帳）
※売掛金帳の詳しい設定は【売掛帳】取引先ごとの売上高と入金を管理しようで。
トラフィックゲートの支払履歴にあった2011年2月の「当月繰越額」（①）は、1/1の売上高とし「アフィリエイト報酬確定 ○年○月〜○年○月繰越」と摘要に書いて、それまでの繰越分を売上のところに入れます。
トラフィックゲートの支払履歴にあった2011/03の「成果確定金額」（②）は、売掛帳の日付は「1/31」、相手勘定科目は「売上高」、相手補助科目は「リンクシェアジャパンTG」を選択、摘要には「アフィリエイト報酬確定 2011年1月分」と記入し、成果確定金額を入力します。
※補助科目の設定の仕方は、【記帳編】(2) 預金出納帳〜よく取引する取引先を登録しよう〜で。
支払われたら預金出納帳に入力する
預金出納帳をクリック。
預金出納帳で、入金された口座と銀行を選びます。
※預金出納帳では、【記帳編】(1) 預金出納帳に入力する〜補助科目に銀行を登録する〜で銀行を登録していると思うので、紹介料が振り込まれた銀行を選択し、オンラインバンキングで確認した通りに記載します。
2010年10月〜2011年6月の成果確定金額は、最低支払い金額3000円に達した時点で振り込まれます。この時は、6/15に振り込まれたので、銀行の明細をみつつ、入金された日、相手勘定科目は「売掛金」、相手補助科目は「リンクシェアジャパンTG（トラフィックゲート）」を選択し、預入金額に入金された金額を入力します。
※補助科目の設定の仕方は、【記帳編】(2) 預金出納帳〜よく取引する取引先を登録しよう〜で。
そうすると自動的に売掛帳には、これが記載されるので、繰り上げされたまま未払いの分と、支払われた分がきちんとわかるようになります。
その後、トラフィックゲートの支払金額と照らしあわせれば、振込手数料がいくらとられているかわかるので、それを振込手数料として記入します。
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