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【振替伝票】年末をまたぐ売上と経費は期末仕掛品で処理する

記帳編 -振替伝票とカード払-

期中（1月〜12月）に、材料費や印刷費などがかかったカタログなどを作った場合、通常であれば売掛帳で管理すればいいのですが、もし年末をまたいだ場合はどうすればいいのでしょう。

たとえば、いろんな商品（A＋B）を作ってまとめて見積もりを出したとします。

で、Aという商品を作るのに、印刷費がかかって納品もしたけれど、Bという商品は現在製作中で、おそらく納品は来年になり、まとめて請求書を出すのも来年、という場合。

この場合、印刷費だけこの期中にあげる、ということは出来ません。それをするのであれば、とりあえずAだけは請求書をあげて「売掛金」としてあげないと駄目なようです。

経費をあげるのであれば、売上もあげる。逆もしかり。

なので、来年まとめて請求を出すのであれば、Aの印刷費（経費）も来年にまわさないといけません。

税理士さんに聞いてみたら、この場合は、振替伝票を使えばいいとのこと。

勘定科目をまず作ります。科目設定の「損益科目」から「期末商製品棚卸」のところで「勘定作成」。「期末仕掛品」という勘定科目を作ります。

普通、個人ではあまりこういうのはしないそうなんですが、仕方ないということで。

ナビゲーターから「振替伝票」をクリック。

借方勘定科目は「期末仕掛品」に、貸方勘定科目は「○○費」にして、同じ金額をどちらにも入力します。摘要欄に、仕事の件名をいれ、私はクレジット支払いの場合は「クレジット支払い」と入力しています。

これで、この経費は今期には計上されません。来年計上されます。日付は12/31にしてしまう。

経費にする時は、また振替伝票で行います。これについてはまた別のエントリーで。

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